(1) 最後まで、晴れてしまった。
なんということでしょう。梅雨のまっただ中、雨でもできる観光を最終日に回したのですが、今日は今までで一番の快晴。パパはそれでも海へ行きたかったのですが、しかし、それは許されません。今日は観光に行くことになっています。
我々は、東急リゾートに泊まっていましたので、いつも目の前に見えていた来間大橋を渡りたい、と思い来間島に行くことにしました。レンタカーを走らせると、すぐに来間大橋です。両側に真っ青な海。まるで海の上を走っている様な景観です。島にはいるとすぐにちょっとしたサイトスポットがあります。来間大橋がよく見えます。
来間島側から見たところです。こちら側は、珊瑚礁が美しい。できれば海岸に降りたいと思いましたが、道があるようには見えませんでした。それにしても、美しい。
正面に東急リゾートが見えます。水道になっているせいか、中心部はかなり深いようです。初日に乗ったグラスボートは、この来間島近辺の根を観察したようです。
サイトスポットの直下の海。あそこへいけたらなあ。しかし、手前はジャングルのようで、人が入り込めるようではありませんでした。
サイトスポットの先へ車を走らせると、展望台があるということで、行ってみました。琉球の昔ながらの風貌です。階段でてっぺんまで行くと、やはり海の眺望がとても美しいです。近くにお土産屋もありました。
(2) 観光スポット!
来間島から、宮古島へ戻ると、東平安名崎はどうしても見たかったので、そちらへ向かうことにしました。しかし、先日の雨で、道が分断されています。つまり、上野ドイツ文化村のあたりから、イムギャーマリンガーデンまでの道が通行止めになっているのです。これでは、東平安名崎へ行くのに、一旦島の内陸部に入らねばなりません。時間もロスします。と、地図をよく見ると、上野ドイツ文化村から、海岸沿いの道があるではないですか!この道は細そうですが、通れないわけではないでしょう。
一か八か、上野ドイツ文化村から、その細い道を通ることにしました。
来間大橋を渡り、上野方面にしばらく走ると、なにやら、洋風の建物が見えてきました。
駐車場へ車を停めると、上野ドイツ村の建物が見えます。しかし、非常に暑い!それに、お客さんがいない!ママと相談しましたが、時間的な問題もあり、入場しないことにしました。本当は、ベルリンの壁を見たかったのですが、子供達には退屈かも知れないので、あきらめました。
入り口から、中がよく見えます。ドイツには行ったことがありませんが、このような建物が多いのでしょうか?
記念に、入口で記念撮影。ママが撮ってくれました。子供達は、少し興味があったようです。次回来るときは、入ってみましょう。
さて、そそくさと上野ドイツ文化村を出てしばらく走ると、やはり、通行止めになっています。左に曲がると、内陸部へ行く道、右に行くと、どうも、海岸沿いの道にでるようです。それでは、右に曲がってみましょう。
しばらく走ると、ゴルフ場のようなところに出ました。今は工事中のようですが、真新しいクラブハウスが建築されていました。たぶん、近々オープンするのでしょう。海沿いの道は、そのゴルフ場の端と、海との間を走る道のようです。左手にきれいなゴルフ場、右手には美しい海、この道は意外とすばらしい道です。狭い道で、曲がりくねっているので、対向車に気をつける必要があります。
15分程度でしょうか、小さな駐車スペースが見えました。どうも、海に降りれるようです。車を停めて、海に降りると、とてもきれいです。
ここは、イムギャーマリンガーデンの裏にあたるようです。砂浜は、小さいですが、プライベートビーチのように楽しめるかも知れません。
しばらく海を見てから、車を走らせると、イムギャーマリンガーデンに出ることができました。内陸部へ行く道より、かなり時間も稼ぐことができましたし、道もとても美しく、良いドライブになりました。イムギャーマリンガーデンは、帰りに寄ることにして、東平安名崎へ急ぎました。
(3) 東平安名崎
イムギャーマリンガーデンを過ぎると、保良川ビーチがありました。実は、新城に行った後に寄ろうと思ったのですが、子供達が寝てしまっていたのと、プールの水が半分しか入っていなかったので、覗いた後、行くのをあきらめました。その保良川ビーチをすぎてしばらくすると、前に紹介した海宝館と、レストラン海宝があります。既に、団体バスが3台も停まっています。これでは、レストランは、満員でしょう。少しお腹はすいていましたが、東平安名崎を先に見ることにしました。車で行くと、東平安名崎の少し手前に駐車場があり、そこからは、道を歩いていきます。すごく暑く、太陽が眩しい快晴でした!子供達も、暑さには参ったようです。
少し離れたところにある、東平安名崎の灯台。聞いたと頃によると、東平安名崎は、「ひがしへんなざき」と読むそうですが、沖縄の言葉では、本来「あがりへんなざき」と読むのが正しいようです。たしかに、西表島を、「いりおもてじま」と言いますから、その反対は、あがり、ですね。そうすると、西平安名崎は、「いりへんなざき?」どうでしょう、わかりません。
道沿いには、多くの花が咲いていました。ゆりが多く咲いています。
東平安名崎は、トライアスロンのマラソンコースのようです。写真に見える東屋にコースについて書いてあります。我々も、あまりに暑いので、少し休みました。
東屋から見える海は、とてもきれいです。珊瑚礁と、その間の水道がよく見えます。
切り立った崖の上にそびえる灯台。迫力のある風景です。
駐車場から、灯台まで、かなりの距離があります。子供達は、あまりの暑さに音を上げ始めました。下のチビは、2歳ですし、身長が低いため、アスファルトからの放射熱をもろに顔に受けることになります。灯台から駐車場までは、とうとうおんぶして行くことになってしまいました。重い〜。
駐車場へ帰ると、小さな出店があり、かき氷などを売っていましたので、さっそく子供達に買いました。体を冷やさないと、熱中症になってしまいます。また、そこのとなりでは、手編みで携帯ストラップなども売っていました。
(3) イムギャーマリンガーデン
1時をすぎたので、続々とバスが東平安名崎の駐車場へやってきました。そこで我々は、海宝館の海宝レストランへ行きました。団体バスの反対行動をとったのです。そのかいがあり、レストランは空いており、とても気分良く昼食をとることができました。(Chapter
5 参照)
さて、昼食を取り終わると、帰路へつかなければなりません。レンタカーは、5時までに返さねばならないのです。レストランを出ると、すぐにイムギャーマリンガーデンに出ました。とてもきれいな構成の庭です。
赤い橋が印象的です。
水の中には、コバルトスズメ。
ふと見ると、海女さんがなにかを採取しています。なにをとっているのでしょう。
そろそろ帰ろうと思っていたら、橋の上から、なにやら歓声がきこえてきます。子供達が、橋の上から、海へ飛び込んでいるのです!写真で見るとわかりませんが、かなりの高さがあります。小学生の3年生ぐらいから、6年生、又は中学生でしょうか?
どうやら、肝試し、度胸試しです!
高学年の少年達は、平気でどんどん飛び込みます。しかし、小さい子は、ずいぶんと不安そうです。ここを飛び込んだ最年少記録は、小学校3年生のようで、緑色の彼は3年生ですが、飛んだことがなく、どうしようか、迷っていました。果たして、最後に飛んだのでしょうか?
手前の岩場は、少し低いので、こちらからはわりあい簡単に飛び込めるようです。しかし、それでも結構な高さがあります。
地元の子供達は、人なつっこく、元気な子供達ばかりでした。話しかけると、きさくに答えてくれます。うちの子供達も大変興味を持って見ていましたが、飛び降りれるのはまだしばらく先になってからです。
(4) エピローグ
ほぼ、一日という短時間でしたが、宮古島の東側を何カ所か廻ることができました。それだけでも、かなり見応えはありました。来た日に乗ったタクシーの運転手さんが、「小さな島だけど、見るところは、けっこうあるんだよ。」と言っていたことは本当でした。まだ、西側へは行っていませんし、次に来るときも、見るべき所はまだ多く残っているでしょう。一日では、廻りきれない島ですね。
さて、なかなか進まない筆をなんとかここまで書いてきた宮古島の旅行記は、そろそろ終わりです。4泊5日でしたら、とても楽しむことができました。特に、食事については、「癒しの島 宮古島」の「むぬゆん広場」や、「プカラスダイビング」の掲示板などで、皆さんに教えていただき大変参考になりましたし、多くの貴重な情報を頂きました。ここに、教えていただいた皆さまに、お礼を述べさせていただきます。
ようやく書き終わった旅行記ですが、既にまた行きたいという気持ちで一杯です。いつになるかはわかりませんが、ぜひまた訪れたいと思わせるところでした。
拙い文章と写真におつき合いいただき、ありがとうございました。もし、感想などありましたら、拙HPにある掲示板にでも、一言感想を書き込んでいただければ、大変うれしく思います。
(5) おまけ
観光、とは言えないかも知れませんが、プカラスダイビングを訪問した際に、オーナーのヤスさんの紹介で、海水魚のシッパー方のストック小屋を見せていただきました。既に夜だったのですが、快く迎えてくれました。
魚達は、大変元気です。お店は、「宮古海水魚」という名前だそうです。小売りもするかは、わかりませんが、海水魚や、ソフトコーラルが好きな方は、宮古島に行くときは、訪れてみても良いかも。
ソフトコーラルも扱っているそうです。ハードコーラルは、沖縄県条例で禁止されてるので、採取及び販売はできないそうです。
おしまい