さて、実はとしりんパパは、結婚する前には、スキューバダイビングをしに、沖縄へ良く行っていました。しかし、スキューバダイビングが目的でしたので、いつも行くところは離島でした。
ところが、今回はリゾートホテル(というか、プール!)と、観光?が目的なので、あまり勝手がわかりません。
アクアの友人に、shunさん、という方がいらっしゃるのですが、この方が沖縄が好きでとうとうご夫婦で本島に移住してしまいました。どれだけ沖縄が好きかは、shunさんのHP「Aquarium Bar 602」を見て頂くと、よくわかります。私も読んで、かなり強く沖縄そのものに興味がわきました。そのshunさんから、いろいろと情報を得ました。
しかし、それだけでは足りません。そこで重宝するのがインターネット。いろいろと見ていたら、「モンパの木の下で・・・」というHPの掲示板と、「沖縄情報IMA」というHPの掲示板にお世話になりました。
これらの掲示板と、雑誌などの情報、そして、shunさんのアドバイスをもらい、旅行を計画しました。
ブセナテラスが決定として、慶良間諸島に行くのですが、どの島が良いでしょうか。
実は、慶良間諸島の座間味島は、独身のころ、ダイビングをしに何度か訪れています。その頃から、実は座間味島の向かいにある、阿嘉島に行ってみたいと思っていました。
映画「マリリンに逢いたい」で、シロが座間味島のマリリンに逢いに、阿嘉島から、座間味島へ泳いでわたったという実話の、あの阿嘉島です。
やはり、アクアの友人で金春さんという方がいらっしゃるのですが、金春さんは、今では、アクアというより、沖縄離島マニアになってしまっています。それは、金春さんのHP 「Konparu's Aquarium 」を見ればわかります。
しかし、金春さんは、まだ慶良間諸島には行ったことがないということで、そのかわりに、阿嘉島のエキスパート、えてぽんさんのHP「えてぽんの部屋」を紹介して頂きました。流石です!阿嘉島については、詳しい!そして、えてぽんさんのご友人にもいろいろ教えて頂きました。
さて、色々と考えたあげく、ブセナテラスは「名護」というところにあるので、観光はその近くを選ぶことにしました。
名護は沖縄本島では比較的北側にあります。そこで気になっていた、「ちゅら海水族館」をどうしても訪れたくなりました。そうです、あの、ジンベイザメのいる水族館です。ちゅら海水族館は、本部というところにあります。那覇からは、車で約1時間半ぐらいかかりますので、それなりに那覇空港からは遠いところです。
そして、本部には、いくつかの島があるのですが、この中で水納島(みんなじま)には、船で行きます。きれいな島だということでしたので、行くことにしました。
最終的に、決まったスケジュールは、
一日目 那覇着 ちゅら海水族館へ その後ブセナテラスへ
二日目 ブセナテラスから、水納島へ 午後ブセナテラスでプール
三日目 那覇空港へ RACにて阿嘉島へ 阿嘉島でシュノーケリング
四日目 阿嘉島から、泊港へ そのまま那覇テラスへ その後国際通りへ
五日目 午前中 那覇テラスのプール その後那覇空港へ 那覇発
という流れになりました。
さて、今回の旅行で一番の問題はブセナテラスです。民宿や、海外のホテルは直接電話をして予約することができます。値段も、代理店を通そうが、通すまいが、あまり変わりません。しかし、沖縄は、日本です。日本は世界でも一風変わった国です。特に、ホテルの予約と料金については、理解に苦しみます。一番変なのは、直接予約するより、旅行代理店を通した方が安くなる、ということです。
間に一社入るのに、何故料金が安くなるのでしょう?そこが日本らしいところです。おまけに、ブセナテラスは、いろいろと調べてみると、直接予約の枠がかなり少ないのです。
ブセナテラスに聞くと、いろいろと追究してわかったことですが、有力な代理店にはたくさんの部屋枠を与えており、直接予約が一番不利なのです。なんだかなあ、と思いましたが、ブセナテラスを有利に予約する為には、結局、全旅行行程に渡って、旅行代理店を利用する以外にないのです。それも、有力な旅行代理店を。
しかし、旅行代理店のツアーを利用するには、また問題があります。阿嘉島です。阿嘉島は、民宿の島なので、逆に旅行代理店から予約をとることができません。(シードルンを除く)。
また、パッケージツアーは通常契約ホテルが決まっていて、こちらで自由に宿泊を決めることができないのです。それに、今回は、阿嘉島へRAC(Ryukyu Air Comuter)という小型飛行機で行こうと考えています。しかし、帰りはフェリーを使う予定です。このような変則的なツアーなどありません。
もうひとつ変なことがあります。レンタカーです。日本のレンタカーは、異常に高い!米国や、その他の国で比較しても、高すぎます。しかし、これがまた変で、旅行代理店のツアーを利用した人が、オプションでレンタカーを使うと、安くなるのです!なんじゃ、これは。
なんだかんだと調べて、結局「有力な旅行代理店」ということで、JTBを利用することにしました。としりんは、何度も旅行に行っていますが、海外旅行は個人手配、国内は民宿がメイン、ということで、今までJTBを使ったことがありませんでした!
しかし、JTBには、唯一、自由選択旅行というパッケージらしからぬパッケージがあります。通常のパッケージツアーと比較すると、かなり高めなのですが、ブセナテラスを利用すると、個人手配に比べれば格段に安くなります。また、そもそも、個人ではブセナテラスに予約を入れることは至難の業です。
結局JTBの窓口へ行き、担当の女性コーディネーターと話をし、ほぼ、全行程について決めることができました。流石JTBで、担当者はとても親切で、良くこちらの意図を理解してくれます。端末を素早く操って、次々に予約をいれる様は、「これが、JTBたる所以なんだなあ。」とわけのわからない感銘を受けてしまいました。要は、高いだけのことはある、です。
ただし、阿嘉島の民宿と、阿嘉島から泊までのフェリーだけは流石のJTBでも予約できませんでした。それでも、その分の行程は、空白で良いのです。これには感心です。通常の旅行代理店では、不可能なことです。まあ、阿嘉島の民宿は、大人2人子供2人でも、一泊2万円いきませんから、彼らが間に入るわけにはいかないですね。
フェリーの予約は、出発一ヶ月前より電話で行えます。問い合わせ先は、座間味村の公式HP「座間味村」に情報があります。会員にならないと、HPからの予約はできませんが。一ヶ月前になったので、フェリーの予約を電話ですると、「予約番号 No.1 です。」と言われました。フェリーなんて、本来予約しなくてもとれますので、だれも予約開始日になんて、予約いれないんです。
とうとう、全行程をおさえましたが、ひとつだけ、阿嘉島の宿だけ、手配が遅れました。というのは、前述のshunさんと、やはりアクア友人の「てつりん」が同じ宿にとまれそうだ、というので、としりん一家もなんとか同じ宿になれないか、交渉をしていたのです。最後には、同じ宿がとれました!これで後は出発を待つばかりです。